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2009年4月20日 (月)

シンデレラ・ストーリーは海の向こう

 何かインドで悲惨な事件があったみたいです。

 「スラムドッグ」子役の少女、父親が4000万円で売ろうとした=英紙
                           livedoorニュース

 インドという国は最近はコンピュータ技術者を輩出していて、以前より良い国になったのだと思っていましたが、未だにこんなことが起きるんですね……

 この父親は貧困から逃れるため、自分の娘を4000万円という対価で養子に出すことを計画したということです。
悲惨です。

 でもこれが発覚したのが取材した新聞社の、「おとり取材」によるものだという事実には、もっと救いようのない気持ちになりました。

 この話の舞台がインドで、さらにこの少女と養子縁組しようとした中東の富豪がいたというのも、

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 いかにもありそうな話しで、新聞社にとってはこれ以上ない「おいしい情報」だったのでしょう。

 今後この新聞社は社会の批判にさらされるのかもしれません。

 ただ僕は少し別の考え方をしてみました。
確かにこの新聞社のやったことは、許されない行為のように見えます。

 しかし本当かどうかは分かりませんが、この取材以前に中東から養子縁組の口がかかっていたという事実があるようです。

 しかし、この記事によって、その話は流れたとものと思われます。
これだけ話題になったのですから、今後再びこのような危機が、この少女に迫るようなことはないでしょう。

 取材した記者が、取材は取材として、最終的に少女を救い出すことができると踏んでいて、またそのようにするつもりだった可能性も無いとはいえないと思います。

 とりあえず彼女は「中東の脅威」から救われました。

 ただこの少女、アリさんの父親は彼女を本気で手放すつもりだったようです。
また記者との交渉の席には、父親とともにアリさん本人も同席させられたようです……
驚きです。

 このような父親の元に、アリさんが居続けることが、はたして幸せなのかという疑問も残ります。

 実はアリさんを養子に取ろうとした「中東の大富豪」がいい人間で、彼女を引き取って貧困から救い出してスターとして育て上げ、その後映画界で活躍させるつもりだった……

 なんていう、一昔前の少女マンガのようなストーリーを、僕は夢想してしまいましたが、もちろんそんなことがあるわけもないです。

 やはり貧しくても、家族と一緒にいた方が幸せに違いないはずだというのは、落ちぶれたとは言え日本という経済大国に生まれたもののおごりでしょうか?

 僕は彼女の出演した映画「スラムドッグ$ミリオネア」は未見ですが、是非鑑賞したいと思いました。

 願わくばアリさんが、今後女優として成功して、彼女の一家の生活が楽になるような日が来ることを祈ります。

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