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2009年4月22日 (水)

LINDBERGを応援しよう RE-FLIGHT!

 今日、LINDBERGのニューアルバム「LINDBERG XX」が発売になりました。

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LINDBERGというと、まさに僕の年代の人間にとって懐かしいグループです。
当時下手くそながらもギターを弾いていた僕は、「隠れLINDBERGファン」でした。

 表向きには、ガ○○・○○○・○○○ズのファンということになっていましたが、実は「LINDBERG」や「THE BLUE HEARTS」も、けっこう好きだったのです。

 しかしBLUE HEARTSはともかく「ギター小僧のロック少年」としては、

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 なかなかLINDBERGのファンとは言えない雰囲気が回りにはありました。

 やっぱりあれじゃないですか?

 LINDBERGといえば、「風」「制服」「放課後」「自転車」「翼」とかいう言葉が頭に浮かんできます。
ちょっとかっこつけたがりの男子高校生にとって、それはとても気恥ずかしいものです。

 しかしLINDBERGの歌詞の世界は、まぎれもなく僕の高校時代とリンクしているわけで、今でも彼らの曲を聴くと胸が高鳴ります。

 今の高校生は彼らの曲を聴いたらどう思うのでしょうか?
きっと理解はしてもらえないのでしょうね……

 同年代の人間と比べて、格段に若い連中との接点があり、彼らと少しは心が通じると感じている僕ですが、それは勘違いなのかもしれません。

 だって僕の根底にある高校時代の思い出はLINDBERGが描いてきたような世界ですから。
 まあ、あんなにかっこよくは、なかったですけど……

 今、現実に高校生活を送っている彼ら、たとえばK君とかYさんとの間には深いギャップがあるのだと思います。

 高校時代、僕は一応バンドまがいのものを組んでいました。
高校生にとっては、文化祭は晴れ舞台です。
当然僕たちも、演奏をしようと生徒会にエントリーを出していました。

 しかしその計画は、ある事件によりメンバーの一人が文化祭に参加できなくなり、実現しませんでした。
今でも友人と話していて、そのことに話しが及ぶとケンカが始まります。

 でも、それで良かったのかもしれません。
未熟な演奏に、発音の悪い英語の歌詞。
反響しまくりでリズムしか聞こえない、体育館の最悪の音響。
身も凍るような非常に寒い結果になっていたかもしれません。

 しかし自分達のバンドで参加はできませんでしたが、僕とベースの二人は別の形でエントリーすることになりました。
同じクラブの女の子たちが組んでいたバンドに参加することになったのです。

 彼女たちはギターとベース、ドラムにキーボードという4人構成でした。
ボーカルはキーボードの子でした。
彼女たちも問題を抱えていました。
メンバーのうちギターを弾いていた子が、やはり参加できなくなっていたのです。

 高校生のクラブ活動なんて当時はそんなもので、トラブルがない方が珍しかったのです。

 そこで僕と友人の二人がギターとベースで参加することになりました。
もともと彼女たちのバンドのベースだった子はキーボードにチェンジして、キーボードの子はボーカル専門になることになりました。

 女の子はピアノの経験がある子が多くて、こんな時には便利なんだなあと思いました。
器用なもんです……

 さて僕にとって問題だったのは、彼女たちの演奏する曲が「LINDBERG」だったことです。
まあボーカルが女の子なのですから、それは自然なことです。

 演奏する曲は時間の都合で4曲。
それぐらいなら、その時点で文化祭までは2週間しかなかったのですが、だいじょうぶだと思いました。

 僕は表面上は、LINDBERGなんてやってられるかよ、という素振りで嫌そうな顔をしていましたが、内心喜んでいました。
細心の注意を払ってそのことを悟られないようにしていましたけど。

 誤算だったのは、LINDBERGの曲は適当にごまかせば何とでもなるのですが、完全にコピーしようとするとかなり難しかったことです。
(当時の僕の演奏レベルでの話しです)

 女の子たちは全員がピアノの経験があり音楽の素養があるので、演奏には細かいところまで口うるさくて閉口しました。

 当日の演奏は彼女たちが使っていた僕たちのものよりワンランク上のアンプのおかげで、ギターとベースは聞きやすくなり、ボーカルの子の歌が抜群にうまかったので一応の形になりました。
(しかしなんであんな高いアンプを持っていたんだろう……)

 僕もベースの友人も、自分達のバンドではないので音量も控えめにしたのが聞きやすくなった一因だったと思います。

 普段なら我先にとボリュームを上げ、普及品アンプのチープな音でバランスがぶちこわしになっていたところだったのですが……
嫌々やっているんだという態度が功を奏しました。

 その後も僕はLINDBERGの隠れファンを続け、アルバムは現在でも、「LINDBERG Ⅰ」から「LINDBERG ⅩⅣ」まで全て持っています。

 ちなみに彼らのオリジナルアルバムは、バンド名にⅠからⅩⅣまでの数字を足しただけのものになっています。
この際告白してしまうと、僕が連続もののタイトルに、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲとローマ数字で番号をつけることがあるのは、LINDBERGの影響です……

 さてこうやって今日の記事を書きながら、ニューアルバムを聴きましたが、感想は「いいんじゃないの」というものです。

 正直この年令で聞くには、照れ臭い歌詞ですが、歌っている渡瀬マキだって僕より年上です。

 歌い手と聞き手の両方がそれぞれ、すでに歌詞の描く世界とは違う域に達していて、それを承知で同じ時間を共有するという二重構造が何とも言えません。

 一番ぐっときたのは、ライナーノーツに渡瀬マキ自身が書いたこのアルバムのテーマを読んだ時です。

 LINDBERGが今の僕たちに問いかけるメッセージは、

 「あの日描いていた大人になってるかい?」

 だそうです。

 ぜんぜんなっていません……  残念ながら……

 去年のF1最終戦の日の記事にも書いたけれど、僕はこういうことがあるたびに、明日からは…… と思います。

 でも結局、何も変えられない……

 いつまでもそんなことを言ってられる年じゃないんですけど……

PS
 AMAZONで紹介だけ読んで、実際にはアマゾンで買わずに、近くのチャートにカウントされそうなCDショップで買いましょう。彼らを応援するために!




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コメント

電車の移動時間中に検索して拝見しました。僕もリフライトが一番好きです!
今年限定ですが目一杯応援しましょう~sign03sign03

投稿: じょーたろー | 2009年5月 3日 (日) 13:31

じょーたろーさん、コメントありがとうございます。

 僕が好きな曲は結構ばらけています。

STEP IN NOW
25時のSTRANGER
違う街、違う月
MINE
Heart Voice
Big Town
VOICE OF ANGEL
SILVER MOON
GLORY DAYS
風のない春の午後
青いかけら
フォトグラフ
Be My Valentine
悲しそうな顔
帰りたい 帰れない

 この15曲で今回のベストを作ってくれたら、言うことなかったんですが、残念ながら1曲も入っていません。

 まあLINDBERGファンを公言するにしては、ひねくれた選曲ですから当然の結果ですが……
定番の、跳びはね系が入っていないし、全体的に言えば感傷的な曲が多いです。

 でも今聞くとしたら、こんな感じです。
ウォークマンのプレイリストはこの選曲です。
 
 「STEP IN NOW」は、1stアルバムの一曲目ですが、アイドルをボーカルにして作ったグループと、バカにしていた僕を、LINDBERGファンにしてくれた思い出深い曲です。

 すなおに、かっこいいと思いました。

 メンバーとしてもファーストの一曲目ですから相当気合いが入っていたはずです。

投稿: ばーど | 2009年5月 5日 (火) 05:13

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