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2009年3月28日 (土)

花火の夜の物語 71

花火の夜の物語 70からつづく
だったらYさんにも同じようなことがあるはずだ。
というより、それが普通であたりまえだし。
そう思いました。
「できるなら早い方がいいですよね。だからK君には期待していたんだけどなあ」
急に話を振られて驚いたK君は、

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 どぎまぎした様子で八木さんに聞き返しました。
「どういう意味ですか?」
「実は密かに、K君がYさんを振ってくれるのを期待していたんだけど」
「そんなあ」
「ここらへんで一回、経験しといた方が彼女のためだと思ったから」
「それを彼に要求するのは、かわいそうだろう」
僕はそう言ってK君を援護しましたが、八木さんは意に介しませんでした。
「店長も、このまま行っちゃったら、まずいと思うでしょう。K君ならだいじょうぶと思ったんですけど」
「そりゃ、買いかぶりですよ。僕はそんなにタフじゃないし……」
「何言ってんの。確かにYさんはいい子だけど、世の中それ以上の女の子は、うじゃうじゃいるんだから」

 それは今のK君にとって、ちょっと説得力がないのではと思いましたが、口にするのはやめておきました。

「何?、K君。ひょっとして、このままずーとYさんと一緒にいたいなんて、そんなことを考えていたわけ。君たち、まだ高校生でしょう?」
「そうじゃないですけど」

 72につづく
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