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2009年1月15日 (木)

花火の夜の物語 51

 花火の夜の物語 50からつづく
「店長の同級生に、いなかったとしたら、範囲を広げて三年間で出会った女子全てと比べてみて下さい」
「どういう意味?」
「店長が高校に入学したときの、二年生、三年生の先輩、そして店長が三年生だったときの後輩の一年生、二年生。そこまで範囲を広げたらどうですか?」
「つまり?……」

「店長の学年の前後二年間、合計五学年に範囲を広げるってことです」

 一学年200人ですから、合計で1000人の中で比較しろということになります。
「でもさあ、時代が違えばいろいろと美人の条件も変わってくるし、化粧のしかたも変わるし、一概に比べられないと思うんだけど……」
「でもYさんは、たいしてメイクしていませんよ。ほとんどスッピンと変わらないと思います。だから逆に、比べやすいと思うんですけど……」
「何でそう思うの?」
「店長の時代の女子高生って、メイクしてました? なにしろ大昔のことですからねえ。そういう意味です」

 確かに僕の時代の高校生は、少なくとも学校内では化粧はしていませんでした。
化粧とか、髪型に関する校則もありましたから。
当時、化粧したり髪を染めたりしているのは、「ヤンキー」と決まっていました。

「そんな事を言うなら、君だって高校生だったのはずいぶんと前じゃないか」
そう不満を漏らした僕に、八木さんは胸を張って言い切りました。

「でも私の高校時代はギリギリ今世紀ですから、店長は20世紀の高校生でしょう?」

 52につづく
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