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2009年1月11日 (日)

花火の夜の物語 50

 花火の夜の物語 49からつづく
 自分の同級生にYさんより美人が何人いたかと問われて、僕は高校時代の記憶をたどりました。
思い出は美化されがちですが、それでも僕の脳裏にYさん以上の子は浮かんできませんでした。
しかし僕は、
「うーん、昔のことだからよく覚えていないけど、Yさんは相当な上位に入ると思うよ」
ということで、口を濁しました。

 「美人」だとか「可愛い」とか、「相当上位」とか、

 他のアルバイトの女子に聞かれれば、大ひんしゅくを買うのは必至です。
僕は周りを見渡して、他の人間がいないか確認しました。

「そうとう上位ってことは、Yさんと同じくらい可愛い子がいたってことですか?」
「いや、それはいなかったかもしれない……」
「店長の高校って、一学年何人でした?」
「確か、400人だった」
「そのうち女子の割合は?」
「うちは完全に男女同数だったから、男子200人、女子200人だった」
「ということはYさんは、200分の一の美少女っていうことですね。だったら……」

 話しがどんどんマズイ方向に行っている気がして、僕は八木さんを制するために口をはさみました。
「あのさあ、いったい何のために僕の高校時代のことを聞いているわけ? 全然関係がないと思うけど」
「いえ関係があります」
八木さんは自信たっぷりに言い切りました。
そして、僕にたいする質問を再開しました。

 51につづく
 01はこちら

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