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2008年12月30日 (火)

花火の夜の物語 43

 花火の夜の物語 42からつづく
 K君によると全員が勘違いをしていたようなのですが、もともと当事者でない僕たちは断片的な事実しか知らないわけで、実際に何が起こったのかは彼ら三人だけにしか分かりません。

 その当事者であるK君とS君が、そろって勘違いしていたというのですから

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 ほんとうのところを知っているのはYさんだけということになります。

 僕の頭に数日前に八木さんが言った言葉が蘇りました。
あの時確か八木さんは、
「Yさんは悪い子じゃないけど、(彼女のいっていることを)額面通りに受け取っちゃあだめですよ」といったのです。

 そのとき僕はYさんに、にっこりと笑いかけられて、思わずほおがゆるんだところを八木さんにしっかりチェックされたので、気恥ずかしさをごまかすことに気を取られてすっかりそのことを忘れていました。

「まっ、K君とS君のふたりが、いいように振り回されたってことね」
八木さんが冷静に言いました。
「いや、それは違うんじゃないの。Yさんはそんな子には見えないけど……」
と、K君のことを考えて僕はフォローしました。
「別にYさんが悪い子だっていているわけじゃないですよ、店長。むしろ逆かも…… 振り回されたK君たちはかわいそうだけど」
「僕たちってかわいそうなんですか?」
「考えてみてよ、K君とS君は今回のことで、相当に落ち込んでいるでしょう」
「やっぱりそう見えますか」
「それに対して、Yさんは全然落ち込んでいるようには見えないし。君たち二人も、同じように振る舞ってはいるけど、見ていて痛々しいよ」
「そんなふうに見えているなんて、ショックです」

 44につづく
 01はこちら

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