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2008年11月 6日 (木)

アマゾンでギフト券をもらったらしい

 アルバイトの安野君が、休憩中に僕にぼやきました。
「300円のギフト券を寄こせば、済むってもんじゃないんだけどなぁ…… しかも期限付だし」

 安野君は11月5日発売の、あるDVDをアマゾンで注文したらしいのですが、手違いがあって発送されていなかったらしいのです。

 そのDVDは、チャットモンチーの「チャットモンチー レストラン メインディッシュ」だということですが、

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 発売日翌日の今日になっても、発送準備中のままになっていたそうです。

 夕方に確認してみると在庫状況が「取次店から商品を取り寄せ」となっていたため、あわてて確認のメールをアマゾンに送ってから、安野君は出勤してきたのです。

 アマゾンから返信が届き、休憩時間に安野君が携帯でそれを確認したところ、回答はこうでした。

「このたびの発送の遅れについて担当部署に確認いたしましたところ、当配送センターでのシステム上のエラーにより、発送手続きが正常に開始されていなかったことが判明いたしました」

 僕はそれを聞いてシステム上のエラーて、何だろうと思いました。
今時そんな単純なミスってあるんだろうかと疑いました。
だとすれば大量に同様の事故が起こっているんではないかと考えたわけです。
そんな僕の疑問に、安野君がつぶやきました。

「人間もシステムの一部でしょう」

 なるほど、「システム上のエラー」と聞いて、てっきりコンピュータ上のエラーだと思ってしまいましたが、「人間」や「物流システム」を含んだ「システム」ということなのか……
(実際のところは不明ですが)

 アマゾンは一時的に欠品となっている商品ですが、別途、「発送を促す手続き」を行ったことにより、在庫状況にかかわらず商品は通常一両日中に発送されると約束してくれたようです。

 さらにアマゾンは、

「今回お客様にご迷惑をおかけいたしましたので、ささやかですが、300円分のキャンペーン用Amazonギフト券を発行しました」

 と伝えてきたそうです。

「300円なんて、ちっともうれしくないですよ。アマゾンでしか使えないし…… これなら、QUOカードとかマックカードの方がいいですよ」
 安野君はいきり立っていました。
「まあまあ、自社のギフト券なら負担が原価分で済むからだよ。いろいろと事情もあるんだから」
「そこがまた気に入らないんですけど」

 この点については僕も考えることがあります。

 うちの会社でも苦情処理などに、食事券のようなものを出すことがあります。
これだと1000円の食事券を出しても、食材原価に人件費を加えても負担は実質半分程度、500円で済みます。
しかし、個人的にそれには抵抗がありました。

 お客様が店に不満を持っているのに、店に再び来ないと価値のないものを、お詫びとして渡すのはどうなんだろうかと、かねがね疑問に思っていたからです。
お客様にとっては1000円の価値があるからいいという考え方は、傲慢だと感じます。

 しかし僕は、こう言いました。
「いいじゃないか、300円得したんだし」
「良くないですよ。今から発送するということは届くのは週明けですよ。今週は時間がないからアマゾンに注文したのに、こんなことなら土日に自分で買いに行きましたよ……」
「その何日かが、そんなに重要なの?」
「当たり前じゃないですか」
 安野君は当然だとばかりに、目を見開きました。

 僕としてはアマゾンさんは最善の手段を取ったと思いますし、安野君もこれぐらいは、おおらかな気持ちで許してあげればいいんじゃないかと思います。

 限定品で品切れになると二度と手に入らないとか、次の入荷が一ヶ月後になるとかいうことなら話は別ですが。


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