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2008年11月17日 (月)

迷宮のアマゾン 1

 10月6日にアマゾンのことについて書きました。
アルバイトの安野くんが予約していたDVDを、予定通りに手に入れられなかった話しです。

 アマゾンの発送の手違いにより発送が遅れたため、300円分のギフト券をもらったわけですが安野くんは納得していなかったのです。

 ところが、そこで話は終わりませんでした。
さらなる不幸が安野くんの身にふりかかりました。

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 安野くんの注文「チャットモンチー レストラン メインディッシュ」は、結局11月9日に受取先に指定していたコンビニに届きました……

 発売日からは少し遅れましたが、その頃には安野くんはしかたがないことだとあきらめていました。
9日はあいにく早朝までバイトだったので取りに行ったのは、翌10日の月曜日の夕方でした。

 彼は疲れた体でローソンのドアを押し開け、受取の手続きをするために端末の前に立ちました。
そして問い合わせ番号と認証番号を入力し申込券を発行してレジに向かいました。

 僕も何度か利用したことがあるので分かるのですが、ローソンの「Loppi」は処理が遅いですね。
たかが伝票1枚発行するのに時間がかかりすぎです。

 認証番号などを入力するときのタッチパネルも反応が鈍いです。
押してからワンテンポあってから入力が反映されます。
しかも入力音が鳴らないので、押せているのかどうか分かりにくいです。
入力できなかったかと思って、もう一度押すと二重になったり……
(入力音が鳴らないのは、僕の行ったお店の設定かもしれませんが……)

 おそらく安野くんも、そう思ったことでしょう。

 安野くんはレジにいた女の子に伝票を手渡すと、彼女が品物を探している間、弁当コーナーを物色していました。
しばらく時間がたって遅いなと思って彼が振り返ると、どうも様子が変です。

「まだですか?」
安野くんがそう聞くと、バイトの女の子はあせった顔で彼の方を見ました。
「すみませんお客さま、ちょっと品物がここに無いようなので少々お待ち下さい」
そう言って彼女はバックルームに消えました。
後に残されたのは、安野くんと事情がさっぱり分からない様子の新人らしき男子高校生アルバイトだったそうです。

 彼女は帰ってきたときには、傍らにオーナーらしき人物を伴っていました。
そして二人してレジ回りの引き出しやら何やらを全て開けて中身の確認を始めました。
いいかげん、いらいらし始めた頃、オーナーは何事か隣の女の子と小声でささやきあい、安野くんの方に向き直ったそうです。

 そのオーナーの言葉を聞いて、安野くんは驚きました。

 2につづく

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