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2008年8月18日 (月)

低価格化の先にはファミレスの未来はないよね

 本当にお盆が終わりました。
売上的には、最後の土日で少し持ち直ましたが残念ながら前年実績を下回りました。

 僕たち営業にとって前年実績あるいは予算をクリアできないという事態は、どうしても避けなければならないことなんですが、年々状況は厳しくなっています。

 もともと外食業界は長期低迷傾向だったのに追い打ちをかけて、

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  春先からの異常な原油高です。

 ガソリンの価格がこんなに高くなっては車の使用をできるだけ控える人がほとんどでしょう。
車で来店するお客さんが多くを占めるファミレスとしては大打撃です。
もともと調子が悪かったのに加えて、この影響は大きいです。

 それに今年はオリンピックが開かれています。
外出を控えても、家にいながらにしてそれなりに楽しめるイベントがあります。
ちょうど夕食時に注目競技がおこなわれるのも痛いです。

 売上が悪い言い訳を探し始めたら終わりなのは分かっているんですが、グチの一つもでます。
ガソリンの高騰で苦しいのは、漁業関係者だけではないのです。
(僕は今年いっぱい、イカは食べないことにしました……)

 さらに怖いのはガソリンの価格が元に戻っても、ファミレスの売り上げは元通りには回復しないということです。
ファーストフードやファミレスはライフスタイルと大きく関係があるので、いったんそれらを使わない生活に慣れると、他の条件が以前の状態に戻っても入客は完全には回復しないからです。

「たまにはファミレスで食事をする」という、我々が大事に育ててきた文化が終焉を迎えようとしているのかもしれません。

 ファミレスが日本に生まれてから、再来年で40年になります。

「そこそこおいしい料理を、手軽な値段で、素早く提供する」
から、
「家庭では作れない料理を、それなりの値段で、待たせず提供する」
という時代が来るのではないかと、個人的には思っています。

 なぜなら低価格化には限界があるからです。
レストランはサービスという絶対に人が係わらなければならない部分が存在します。
食材原価は企業努力で半分にできても、人件費はそうはいきません。
半分の時給で働いてくれる人間はいないからです。

 それなら人が介する部分を減らせばいいという考え方によって、ここ十年ほど拡がってきたのが、「ドリンクバー」です。
この先は、料理提供の「セルフサービス化」、「調理の省力化」ぐらいしかないと思います。
しかしそれでは高速のサービスエリアのレストランです。

 そのようなながれは、さらにその前の十年間で多くのファミレスが目指した「質の高いサービス」、「高品質な料理」とはまったく逆です。
これは進化ではなく退化というべきだと思います。

 お客様、働く人間、会社。
それらがすべて幸せになる方法は低価格化の先にはありません。
じゃあどうすればいいかと聞かれると、僕には分かりません。
分かっていれば自分で会社を作ります。

 この先10年後、早ければ5年後にはファミレス業界は激変していると思います。

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