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2008年8月16日 (土)

無限に長いディスプレイケーブル

 先週久しぶりにDVDを5枚ほど借りてきました。
TSUTAYAから、半額クーポンのメールが来たので仕事の帰りに寄ってみたのです。

 借りたDVDのひとつが「死ぬまでにしたい10のこと」でした。

 23歳という若さで、がんで余命2か月と宣告された女性が主人公です。
彼女はやり残したことをノートに10個書き留め、それを残された時間で実行していきます。

 その中のひとつに、ふたりの娘達が18才になるまでの誕生日メッセージを録音しておくというのがありました。
彼女はカセットテープに自分の声で、お祝いの言葉を吹き込んでいくのですが、

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 そのことが個人的にすごく気になりました。

 彼女の娘達は小学校には行っていない年令だと思われるので、少なくとも十数年先の分までメッセージを吹き込まなくてはならないはずです。

 しかし、はたしてそのときまでカセットテープを聴ける機器は彼女のうちに存在するでしょうか?
今ある機械はそれまで壊れず動いているとは考えられないので、壊れれば一年に一回だけの用途のために新しい物を買わなければならなくなります。
普通に手に入る状態で商品リストに載っているかどうかも疑問です。

 せめてMDにしておけば、たぶん大丈夫だと思われるのですが……

 このDVDは2004年に発売されたようなので古い映画でもないですし、その方が現実にあっていると思うのですがどうでしょうか。

 過去に一世を風靡して、廃れていったメディアは数知れません。
 僕が体験してきたものだけでも、音楽でいえば、
LPレコード、オープンリール、カセットテープ、Lカセット、ビデオテープを利用したデジタル録音などなど。

 映像関係であげれば、
VHS、ベータ、レーザーディスク、VHDディスク、DVD……

 おそらく近い将来、上にあげたようなメディアは現役を退いていると思われます。

 実体を持った記録というものは無くなり、すべてがデジタルのデータになって、しかもその保存場所は自分のパソコンではなくなる時代が来るでしょう。
そうなれば個人が所有するのは、データの入出力装置だけになるらしいです。

 情報を入力する装置と(キーボードとは限らないですが、これはまだ変わらないでしょう)、結果を映し出すディスプレイだけになるようです。

 データの保存も計算も、すべてはどこか遠くで行われ、必要な情報をやりとりするデバイスさえあればどこでも同じ環境が得られます。
パソコンの消滅です。
やがてパソコンは、かつてのワープロ専門機のようにその使命を終える時が来ます。

 そうなれば、発熱や騒音に悩まされることもなく、HDDが壊れやしないかと心配する必要もなくなり、マシンやOSが古くなることもありません。

 そんな時代が早く来てほしいものですが、それはいつでしょうか?

 ある人にその質問をしたら、明快な答えが返ってきました。

「キーボードとディスプレイを無限に長いケーブルでパソコンにつないだところをイメージすればいい」
 と彼は言いました。

 パソコンが、1mの距離にあろうと100km先にあろうと、目の前に映し出される映像が同じならユーザーにとってはどうでもいいことです。

 どれくらいの解像度を必要とするかにもよるけれども、1680×1050程度の動画データをリアルタイムに無線通信できるインフラが整えば、個人所有のパソコンは限られたマニアだけの物になるというのが彼の説です。

 そう考えると意外と早く来るような気もしますが、全国にくまなくそのような情報網が張り巡らされるまでには、まだまだ時間がかかるかもしれません。
今現在、光ファイバー網を構築している段階ですから……

 僕が現役のうちに、そんな時代は来るのでしょうか?

 後何回ぐらい、Windowsは、バージョンアップするのでしょう?

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