MVPen 使用レビュー Vol.1 ユニット本体
Vol.0 はこちら
MVPen(エム・ブイ・ペン)をさっそく使ってみました。
自分なりの評価で、レポートしてみたいと思います。
まずは外観から。
表面はいろんなところで見れるので、僕はMVPenの裏面をアップしてみます。
3本の爪のような部分は紙を挟み込むクリップ部です。
どうですか?
G世代のみなさん、この直線で構成された、ギミックっぽいフォルムに心をくすぐられませんか?
さてそんなことはどうでもいいとして、
普通に表面に話しを移します。
左右のフィンのようなものがついているところが、USレシーバー(ウルトラソニック・レシーバー) です。
真ん中の部分は普通のIRレシーバーです。
USレシーバーの2点でペンの座標を測定し、IRレシーバーの方はデジタルペンのON/OFF(線を引くか引かないか)の情報を受信しています。
このユニット本体は充電式でUSB接続すると充電が始まり、3時間で完了します。
裏面の爪の部分はクリップとはいうものの、あまり大きく開きません。
これで目一杯です。
そのため、MVPenであまり多くの紙をはさむことは不可能です。
はさみ込む力も弱いので注意が必要です。
コツンと指が当たっただけで、ユニットがずれてしまう可能性もあります。
ユニットと紙との相対的な位置関係がくずれると、その後、メモを正確にとり続けることはできません。
はさみ込める範囲で数枚の紙をはさんでおいた方が、ずれなくていいかもしれません。
クリップの取付位置は下の通り3箇所が選べるのですが、
MVPenをレポートパッドにはさんで使うようなときは、一冊まとめて上からはさむことは厚すぎて不可能です。
精度的には紙の上面にはさむ方法が一番有利なはずです。
原理からしてユニットの正面が最も精度が高いはずですから。
ということで上面からはさむには、紙を単票、もしくは数枚にして切り離さないと使えません。
それがいやなら右利きなら左側にはさむしかありません。
デスクに座ってメモを取るときならこれでいいと思います。
しかしMVPenの機動力を活かそうと思えば移動しながら使いたい場面もあると思います。
この場合レポートパッドはそのままでは使えません。
MVPenの原理上レシーバーユニットの水平面と、紙の表面がずれると使いものになりません。
たわんでは困るのです。
レポートパッドの台紙にそれを期待するのは無理でしょう。
そうするとクリップボードを使うことになると思いますが、実際にはこうなります。
クリップの部分がじゃまをして有効に使える面積が狭くなります。
写真では分かりにくいかもしれませんが、紙が二枚あって下がA4,上に乗っているのがB5の用紙です。
僕はA4の紙を使って、有効に使えるのはB5相当だと割り切って使おうと思います。
以下次回でデジタルペンについてと、実際に使用してみて分かった精度についてレポートします。
MVPen 使用レビュー Vol.2 デジタルペンⅠへ
PS
文中のクリップの開く感覚が狭いという点に関しては、ぺんてるから、おそらく同ライセンスで製造されたと思われる「airpenMINI」が出ています。
アマゾンのメーカーの商品説明を見てみると、クリップは大型のものに変更されたそうで、写真を見る限りではレポートパッドごとはさむことも可能なように見えます。
Vol3で述べる、ペン先の沈み込みによる違和感も、感圧式スイッチに変更されて改善されているようです。
少し値段は高くなっていますが、MVPenを買うことを検討している人は、一応先にチェックしておいた方が後悔しないでしょう。
割安な「PC接続タイプ」があるようです。
3000円程、お得なようです。
↓ ↓ ↓ これです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント