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2008年2月28日 (木)

スターバックスの戦略

 「米スタバ7100店 3時間半休業し、従業員を再教育」
                   東京新聞 TOKYO Web

 というニュースを読みました。

 米スターバックスが26日17時半~21時の3時間半、従業員教育の為に閉店してトレーニングを行ったようです。
さすがスターバックス、やりますね。
最近は「買いたいコーヒーランキング」でマックに負けたり、

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 していましたが、一気に巻き返しを図ろうとしているのでしょうか。

 しかしもっと驚いたのは、同じ時間にダンキン・ドーナツがスモールサイズのコーヒーを半額の九十九セントで販売したということです。

 転んでもただでは起きないというか、敵のキャンペーン(だと思う)に対抗して手を打つ姿勢には恐れ入ります。

 うちの会社もそのぐらい思い切ったことをやってくれないでしょうか……
売上的にはもちろん影響は大きいでしょうが、テレビのニュース等でタダで宣伝してもらって、イメージアップに役立つと思えば、やってみる価値はあると思います。

 もちろんアメリカのまねで二番煎じだと言われると思いますが、これは戦略しだいで何とでもなると思います。
しかしそれも日本国内で最初にやったところだけでしょう。

 もしこれを実施したときの損失ですが、普通に思われるよりずっと少ないと思います。

 例えば閉店によって全社合計の売上が、仮に5000万円減る見込みだったとします。
ニュースなどでは5000万円の損失と報道されるでしょうが、実際の影響は違います。

 せいぜいその半分だと思います。

 5000万円の売上を上げるには、500万円の利益が出るとして経費は4500万円。
このうち原材料費、人件費など入客に比例してかかる費用が3000万円ぐらいです。
しかし営業していないので、これがかかりません。

 残りは1500万円です
 開店していようが閉店しようが店を維持するためにかかる、設備費や地代その他なのでこの損失はどうしても避けられません。

 これに営業していれば得られたはずの利益、500万円程度をプラスして2000万円です。

 つまり損失は2000万円です。

 もちろんチェーン全体の規模、売上の額によってかかる損失は変わってきます。
この損失と宣伝効果を天秤にかけても、やる価値がある会社もあると思います。
うちの会社がどうかですが……

 僕程度ではそのような高度な経営判断は無理です。
ただ心情的にはやってみてもいいと思います。

PS
 上の計算には、トレーニングにかかる人件費、材料費は無視して考えています。
しかしトレーニングは本来必要なものですし、それにかかる費用はあらかじめ人件費に含まれています。
単に一度に使うか、日々の業務の中で分散して使うかの差だと思います。

 そのためにもトレーニングの準備と、質が問題ですね。

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