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2008年2月19日 (火)

予算と引越

 もはや残り少ない年度末に向けて、怒濤のように突き進んでいるわけですが、この時期になるともう一つの予算争いがあります。

 それは来年度の予算です。
これも別の意味で熾烈なものがあります。

来年の予算は正直言って、

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 自分で背負うかどうか解らないものです。

 新年度に向けて新体制になり、異動が発生するからです。
次年度の予算は前年の12月から作成が始まりますが、その時点では次の年に自分が同じ店にいるかどうかは不明です。
(ごく少数、分かっている人もいますが……)

 予算は会社全体の総額から、営業部別、地区別、個店別と順々に割り振りが行われて段々と下りてきます。
誰しも売上予算はもらいたくないし、経費の予算は1円でもほしいのは当然です。
予算の達成度は金額も大切ですが予算比も重視されます。
金額だけで判断すると、地域間、店舗間の不公平が生じるからです。

 地区によって平均時給は大きく異なり、客単価も違います。
メニューの売価は全国統一なので、運営の難易度に差が出ます。
ですから時給の高い地域、客単価の低い地域には経費の予算が多く配分されます。
売上規模も違いますから損益分岐点も違います。

 僕たち店長に関係があるのは、地区内での経費予算の奪い合いです。
あるいは売上予算の押し付け合いでもあります。

 ある店長は、
「来年は近くに○○が新店を出すから、売上は厳しくなる」
と言い。

 別の店長が、
「うちの会社が来年出す新店は距離が近くて、自社競合になるので確実に常連が二分される」
と訴え。

 さらに一方では、
「地域の平均時給が某○○社のおかげで高くなっているので、平均時給を○○円上げざるを得ない。でないと必要な人員を確保できない。だから人件費予算は少し多めにほしい」
と、泣訴する店長がおり。

 話が終わりそうな頃になって、
「来年は新入社員のトレーニング店舗として、新人を受け入れるから、効率のよいスケジュールが組めない。その分は考慮してほしい」と、申し訳なさそうに説明する店長が非難の視線を浴び。

 要するに、決して美しいとは言えない争いが繰り広げられます。
予算に対する評価は店長の場合、ボーナスの額に直結しています。
最高の業績を上げた店長と、基準以下の実績鹿達成できなかった店長とでは、リアルに100万円の差が出ます。

 すでにその戦いは終わっていて、後は本部から最終調整が終わった決定案が出るのを待つだけです。
おそらく今週の会議で渡されると思いますが、それが自分で背負うものかどうかの方が今は関心があります。
引越の準備もあるし……

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