« シンジラレネーション | トップページ | 「水曜どうでしょう」 鳥取砂丘で違法に砂採取 »

2007年8月 5日 (日)

ありがとう山口へ arigatou yamagutihe

 キーボードを、「 Realforce108UH 」に買い換えて約三ヶ月が過ぎました。
機械は相変わらず素晴らしく好調です。

 ところで僕はそれほどタイピングが速いほうではありませんが、一応ブラインドタッチはできます。
でも、あまり器用ではないので不得意な言葉や指使いがあります。

 例えば表題にある、「ありがとう」です。
割とよく使う言葉でありながら、これをミスタッチすることが多いです。
皆さんぜひ「ありがとう山口へ」へという言葉をできる限りのスピードで打ってみて下さい。
僕はこれがなかなか速く正確に打てません。
左手の人差し指が、

人気blogランキングへ

ホームポジションを離れる「T」 「G」 そして 「R」 が連続して出てくるので、調子に乗ってタイプしているとミスします。

 そこに、「山口へ」などの、右手の 「Y」 「U] 「H」 「M」 などが続くと、さらにミスの確率が高くなります。
「山口へ」という「Y」を使う言葉が続くとわかっていると、脳内で先走って「ありがとう」が、「ありがよう」になったりもします。
考える速度でタイピングするとよく言いますが、なかなか道は険しいです。

 具体的な目標としては、「ありがとう山口へ」を2秒ぐらいで打鍵し、10秒間に5回ぐらい繰り返すスピードがほしいです。
打ち慣れた言葉や文末の決まり文句などは、それ以上のスピードで打てるのですが、複雑な指使いやカタカナ、特に長音「ー」などが入ってくると格段にスピードが落ちます。
「ありがとう山口へ」は10文字ですから上記のスピードは、秒速5文字ということになります。
今のところ正確に打鍵するには、秒速3.5文字ぐらいが僕の限界のようです。

 タイピングが得意だと人に言えるのは、どのくらいの打鍵速度が必要なのでしょうか?
同じ会社の人間に、まさしく機械のような人がいます。
彼女がキーボードを打つのを聞いていると、まるで夕立の音を聞いているようです。
しかも正確で、ミスがほとんどありません。
彼女に聞いてみると、どのキーを打つかなどということは全然考えていないそうです。
頭に入ってきた言葉が、そのまますり抜けるように画面上に出てくるそうです。
その間に指をどう動かすかなどという思考はまったく介在しないと言っていました。

 たぶん彼女は「ありがとう山口へ」と打つときは「ありがとう」と「山口へ」のふたつの部分に分けてしまうのだと思います。
「ありがとう」という言葉は、パターンとしてとらえられていて、一連の指使いの動作は彼女にとって間違えようがないものなのです。
続く「山口へ」という言葉も同様にパターンとしてとらえられ正確に打鍵されます。
その間、指の動作に関する思考は一切入りません。
あるいは「ありがとう山口へ」という一文を、まとめて把握しているのかもしれません。
つまり「ありがとう山口へ」という語句を見た瞬間に彼女の脳は、それを打鍵するための指示を指に与え終えてしまいます。

 そして、眼と脳は続く言葉の方に先へ先へと進んでいきます。
だから、そんなに速くタイピングができるのです。
自転車に乗るときに、バランスをとるためのハンドルさばきを意識する人はいません。
それと同様に彼女の場合、文章を見るという行為がそのままダイレクトにキーボードを打つという動作に直結するのです。

 おそらく彼女も初めて出会う言葉にはパターンとしての認識がないので、スピードは落ちるはずです。
彼女と僕の間にはパターンとして把握している言葉の数に、おそらく圧倒的な差があるのでしょう。

 そして彼女は普段絶対にキーボードを見ないそうです。
キーボードの存在すらも意識の中から遠のくようです。
キーボードを見たり、見なくても頭の中でキーの上を動く指の動きを想像したりすると、ミスタイプをしてしまいやすいそうです。
脳と眼は指の動きよりも更に先に進んでいるのに、キーボードを見てしまうと一瞬前の現実に引き戻されてしまうからです。
指に動作の指令を出してしまった後は、その言葉は脳にとっては、いわば過去のものとなります。
キーボードを見ることによって指の動作という過去と、思考という未来が意識の中で衝突してしまいます。
その結果、ミスタイプする、あるいは思考が妨げられるということになるのです。

 さらに彼女は、遅いマシンや重たいワープロソフトを嫌います。
キーを打った瞬間に画面に文字が表示されないと、微妙なタイムラグが気持ち悪いらしいです。
打鍵の速度にソフトが追いつかず、打った文字が認識されないこともあるそうです。
それで彼女は、原稿はエディタで作成します。
印刷や社内に配布するには、テキストファイルのままでは不都合なので、それを「W○○○」できれいに編集し直します。
上司の中には印刷したときに、きれいな文書として出力されないと不機嫌になる人もいるからです。

 彼女の場合は僕にとっては異次元の話ですが、そこまで行かなくとももう少し速くなりたいものです。
僕の現状としては、思考と指の動きはタイムラグなど考える必要もないようなスピードですから……

PS
あと、法律用語の「非嫡出子」 (ひちゃくしゅつし) ……
これもスピードを上げると、ほとんどまともに打てません 。 

 過去ログのインデックスへ
 カテゴリ別のインデックスへ
 TOPページへ


|

« シンジラレネーション | トップページ | 「水曜どうでしょう」 鳥取砂丘で違法に砂採取 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/179348/16014323

この記事へのトラックバック一覧です: ありがとう山口へ arigatou yamagutihe:

« シンジラレネーション | トップページ | 「水曜どうでしょう」 鳥取砂丘で違法に砂採取 »