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2007年5月 9日 (水)

スーパー・アルバイター PART 41 ジグソーパズル 09

PART 1から読むにはこちらへ

 店に予算があるのと同様に、会社にも予算があります。
というより、全社の予算があって、それを割り振ったものが個店予算です。
僕は全社の予算がどのようにして組み上げられているのか、詳しくは知る立場にはありません。
しかし、この全社予算に疑問を抱かなければならない事がよくありました。

 営業部員ですから、

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売り上げを上げることは至上命令です。
ただ、黙っていてもお客さんが入ってきた90年代初頭ならいざ知らず、ここ数年は前年実績をクリアすることが難しい状態が続いていました。
前年実績が前々年の90%台なのに、次年度予算は110%などという予算が平気で作られていました。
現実を見れば、売上高のトレンドからして110%という数字は無謀です。

 予算は一度立てられてしまえば、それを基に全てが進行します。
売り上げ目標と利益目標が決まると、自動的にそれを達成するために許される経費の予算が決まります。
作成された全社予算は、地域的にブロック分けされた各営業部に割り振られます。
売り上げ予算は低い方が成績が上げやすいので、なるべくもらいたくありません。
それに対して経費の予算は、少しでも多い方が有利です。
予算の割り振りは、一律ではないのです。
地域によって、客層も違いますし、客単価も差があります。
地代も地方と首都圏では、全く違います。
それを考慮して予算は作られます。

 ここで、各部長の間の力関係が微妙に作用します。
第一ブロックは人件費予算26%なのに第2ブロックは28%、というようなこともあり得ます。
つぎに、ブロックの予算はさらに細かい地区割りによって各SVに割り振られます。
ここにも、部長とSVの間で調整があります。
最後にSVが自分の地区の予算を、各店に配分するのです。
三段階の配分が行われるので、全てがプラスに働いた場合とマイナスに働いた場合は無視できない差が生じます。
最後の個店ごとの割り振りには、人事異動も考慮されます。
なぜその必要があるかというと、給料は人によって違うからです。

  PART 42 につづく

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