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2007年4月30日 (月)

スーパー・アルバイター PART 39 ジグソーパズル 07

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 社員をヘルプに出した場合の人件費の計算はどうなるか?

 社員は時間や日数単位で働いているわけではありません。
社員の給料には福利厚生費が含まれています。
その分をどう計算するのか?
単純に日割りして計算すればいいでしょうか。
しかし、28日の月もあれば、31日の月もあります。
有給休暇だってあります。
給料以外に、賞与額を月ごとに振り分けてある分はどうするのか。

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 そもそも社員の人件費は、そのような短期の計画にはなじみません。
人件費は変動費ですが、社員の人件費は固定費のようなものとして扱われます。
売り上げが減ったからといって、社員の給料を減額したり人数を減らしたりははできないからです。
年間の予算を計画するときに、社員を何名体制で運営するかを決めます。
それに従って、人件費の計画を立てるのです。
予算として与えられる人件費から社員の給料を引いたものが、アルバイトさんに使える人件費になります。

 その人件費を店の平均時給で割れば、一ヶ月に使えるアルバイトさんの時間数が計算できます。
これを基に店長はスケジュール管理をします。
社員が少なければアルバイトさんに使える人件費が増え、より多くの時間数を使えます。
余裕を持ったスケジュールが作成できます。
時間数を増やす必要がなければ、その分は利益となって残るわけです。
ですから、社員を減らす道を選ぶ店長もいます。
社員の数は不足していますから、会社としては歓迎します。
社員を減らせば利益が出るのは間違いありませんが、店を管理しきれるかどうかが問題です。
 (店長自身が休暇を取れない状況になることも・・・)
強力なリーダーを数名抱えていれば、店長一人で運営することも十分可能です。

 結局社員をヘルプに出した場合の人件費は振り替えがありません。
一人の人間を長期間応援に出す場合、基本的には辞令を切って一ヶ月単位で派遣します。
辞令がある場合は、人件費の振り替えがあります。
しかし今回のように、10日間副店長を出す場合は人件費の振り替えがないのです
10日間という期間は、中途半端です。
ですから通常は辞令のない長期派遣は行いません。

 その結果、
副店長の岡崎君は、うちの店の人件費でT店で働きます。
岡崎君のスケジュールをうめるために他店から応援をもらった分は、うちの店の人件費に加算されます。

 「それでも、構わないというなら岡崎をT店に出していいよ。彼にとっても勉強になるかもしれない」
SVは、あくまでも自分の責任で行うならという条件でOKを出してくれました。

しかし、この影響は小さなものではありません。 

  PART 40 につづく

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