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2007年2月 2日 (金)

ボーナス2倍、あったなら!(ファミレス法律相談所)Ⅰ

僕は基本的に組合活動にはあまり参加していません。
うちの会社の組合は「御用組合」で、社員の利益を守っているとは言えないからです。
組合が出世の道具になっているので、役員には悪いけれども信用できません。
組合専従の委員長が、退任後に本部の部長になるなんて事も過去にあり、どう考えてもおかしい気がします。
組合委員長とでは、まるっきり立場が正反対ですから。
まあ、愚痴はこれくらいにして本題に。

最近、仕方なく参加した組合活動で同業他社の方と話す機会がありました。

その会社では、数年前にボーナスの計算間違いがあったそうです。
それは、ボーナスの算定方法が成果主義に変わった年に起こったそうです。
ボーナスは売り上げなどの成績を細かいポイントに換算して、その数値によってボーナスの額が決まる仕組みだったそうです。
ところが評価ポイントを計算するプログラムにバグがあったらしいのです。

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そのことにより本来支給されるべき額より、多かった人と少なかった人が発生したそうです。
実際に2倍近く支給された人がいたかどうか、詳しく聞くのはひかえましたが、これが社内で大問題になったそうです。

もともと導入時から賛否両論が飛びかっていたポイント制が、最初からつまずいたわけです。
不満が出ても無理もありません。

会社側の対応策はポイントを計算し直して、実際の支給額と差がある人は精算するというものでした。
つまり、追加支給される人と、差額を返還しなければならない人が現れたのです。

会社側のポイント評価の細部が明らかにされていなかったこともあって、差額を返還しなければならない人から反対意見が出ました。
つまり、会社のミスで支給額を決めたのだから、払いすぎた責任は会社がとるべきで、返還には応じたくないという意見です。

ことが発覚したのがボーナス支給から日が経っていたため、すでに車を購入したり、旅行に使ったりしていた人もいました。
今さら返せと言われても困るというわけです。

一方、少ない額しかもらっていなかった人は、是非とも追加至急をして欲しいところです。
今やボーナスは生活給としての意味合いが強いので、正しい額をもらわなければ納得できないというわけです。

組合員のなかに、相反する立場の人が存在しました。
組合の執行部には、会社に責任があるのだから返還の要求には応じず、差額の支給だけを求めるという意見の人もいたようです。
一見、正しい意見のようにも感じられますが、そうなったらそうなったで社員の間に不公平感が生まれます。

半年間働いた成果を正当に評価されなかった人間からは、会社を辞める辞めないの話になった人もいたそうです。
特に実力のある有能な店長のなかに、そういう人が多かったそうです。

結局、組合は会社の方針に従い差額の精算に応じました。
ただし、すでにボーナスを使ってしまった人には、本人の申し出により分割返済を認めるということになったそうです。
それが、組合が会社から引き出すことのできた譲歩でした。

はっきり言って、これは組合の執行部としては情けないと思います。
場合によっては、どれだけ多くもらいすぎていても一円も返さなくてよい人がいたはずなのです。
僕がその会社の組合役員なら、もっと会社から譲歩を引き出せます。
その会社の組合員には、法律に詳しい人がいなかったんでしょう。
いないならいないで、専門家(弁護士等)に相談することもできたはずですが。
個人では難しくても組合としてならば可能なはずです。

では、どうやって会社と戦ったらよかったのか?

次回は、"行列のできるファミレス法律相談所" 解決編です。

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