« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月の31件の記事

2007年1月31日 (水)

スーパー・アルバイター PART 24 深夜のドン 12

  PART 1から読むにはこちらへ

一枚目のチェックが入ってきました。

2×ロースカツサンド
1×
BLTサンド
1×ツナサラダ
1×アメリカンサラダ

2×鶏の唐揚げ
1×ほうれん草ソテー

 
(赤字は、僕のサイドが中心になって作るメニューです)

いきなりの先制パンチをくらいました。
鶏の唐揚げ以外は、ほぼこちらの守備範囲です。
読み上げながら、少々顔がひきつりました。
武内君は僕がチェックを読んでいる間から、素早く鶏肉や付け合わせのフライドポテトを回し始めました。
僕が、自分のサイドの食材を準備しようとした時です。
次のオーダーが入る電子音がプリンターから聞こえました。

まずい、と僕は思いました。
これでは一枚目のチェックに手が付かないうちに、次のチェックを読まなければならない。

人気blogランキングへ

続きを読む "スーパー・アルバイター PART 24 深夜のドン 12"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月30日 (火)

カテーテル・アブレーション日記 PART 16 コントロール

  PART 1 から読むにはこちらへ

●アーチスト錠10mg
●リスモダンR錠150mg

この二つの薬を飲むことによって、仕事中の苦しさは軽減されました。
その効果は思ったより大きく、その点は満足でした。

しかし、何か違和感が・・・

それは、すぐに心拍数が上がらなくなったのと同時に、かなり動いた時も心臓の鼓動が上がらなくなったということです。
軽い運動をした時に心臓を安定させることと、強い負荷がかかった時に必要に応じて心拍数を上げることは両立しないのだろう。
そう僕は考えました。

薬によってもたらされた「均衡状態」であるということを強く意識しました。体感的なものもありました。
それは、

人気blogランキングへ


続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 16 コントロール"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月29日 (月)

スーパー・アルバイター PART 23 深夜のドン 11

    PART 1から読むにはこちらへ

ファミレスのキッチンに何が大切かというと、

一に 合理的に行動できる要領の良さ。 (いい意味です。だんどりが大切)
二に 記憶力。 (ミスを、犯さない)
三に 几帳面さ。 (盛りつけのセンス、衛生管理など)
後もう一つ、体力です。

僕に何が欠けているかというと・・・

さて、武内君とのオーダー勝負は準備も整い、後はオーダーが入ってくるのを待つだけになりました。
他に新しいオーダーが入るところはないので、僕と武内君はホールの方を見守っていました。

人気blogランキングへ


続きを読む "スーパー・アルバイター PART 23 深夜のドン 11"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月28日 (日)

カテーテル・アブレーション日記 PART 15 二つの薬

  PART 1 から読むにはこちらへ

僕は下記の二つの薬を呑むことになりました。
前回、薬の効能について書きましたが、これは先生が素人の僕に分かりやすいように説明してくれたものです。
詳しくは、リンクを貼っておきますので、そちらを参照してください。

●アーチスト錠10mg
●リスモダンR錠150mg
  (おくすり110番へリンクします)

副作用として眠くなることがあるので注意するように、芳賀先生はいいました。
車の運転にも影響することがあるので、しばらくは安全運転を心がけるようにともいいました。
特にアレルギー等もなく、今まで薬の副作用とかには気を遣ったことはないので少し、とまどいました。
期限を切らずに、

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 15 二つの薬"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月27日 (土)

スーパー・アルバイター PART 22 深夜のドン 10

    PART 1から読むにはこちらへ

すでに前回の話を覚えていてくれる人はあまりいないと思いますが、この項は完結してしまわないと気持ちが悪いので続けます。

深夜の「ドン」武内君と話をするために深夜シフトに入った僕は、彼からある勝負を持ちかけられました。
二人でキッチンに入り、入ってくるオーダーを1回読み上げるだけで記憶して作業を進めるというものです。
先にオーダーを間違えたり、次に何をすればよいか分からなくなった方が負けということです。

客席には店内改装の作業を終えた、パチンコ店の従業員の団体20名が入っています。
テーブルは5テーブル、合計のオーダー数はおそらく30を超えるでしょう。オーダーの書かれたチェックを読み上げるのは、二人のうちのどちらかが担当するわけですが、

人気blogランキングへ

続きを読む "スーパー・アルバイター PART 22 深夜のドン 10"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月26日 (金)

カテーテル・アブレーション日記 PART 14 投薬開始

  PART 1 から読むにはこちらへ

タイムマシンで、僕を数年前の身体に戻してくれると芳賀先生はいいました。
そんな都合の良い話があるのだろうか?
僕はそう思いました。
その時僕は気づきました。
先生は、「数年前の身体に近い状態に」といったのです。
先生の勧める方法はすばらしいものかもしれませんが、決して肥大型心筋症を根治するものではないのです。

いずれにしてもその時は、すぐに手術を受ける訳にはいきませんでした。
僕は薬で様子を見る道を選択しました。
今考えればこの時手術をしていれば、その数ヶ月後に僕を襲った発作の苦しさは体験せずにすんだかもしれません。
しかし今でも、

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 14 投薬開始"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月25日 (木)

特Aランクの、フリーアルバイター

明日はようやくOFFなのでゆっくり休めます。
さて、ネタもなく、ストックもないので今日は、テレビの話を。
連続ものは、あまり見ない僕ですが、今は、

「ハケンの品格」だけは見ています。

特Aランクの、スーパー派遣社員の話だと聞いて興味を持ちました。
ちょっと現実離れしているけれど、なかなか面白いです。
うちの会社では、

人気blogランキングへ

続きを読む "特Aランクの、フリーアルバイター"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月24日 (水)

白銀のギター TAKANAKA 2002 LIVE

先週の週末から体調が悪くなっています。
インフルエンザとかいうわけでもないのですが・・・
この冬は用心して、ワクチンも久しぶりに受けました。

こういう時は、車で店まで向かいながら音楽をガンガンにかけます。
その時の気分に応じて曲は変わりますが、先週は

「TAKANAKA 2002 LIVE」高中正義 でした。

そのアルバムの中でも僕は、

人気blogランキングへ

続きを読む "白銀のギター TAKANAKA 2002 LIVE"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月23日 (火)

HDD レコーダー クラッシュ! PART 2

こんな話で、二日も引っぱってしまい申し訳ありません。
最近、休日に書き貯めができないことが多いので推敲せずに、書いて出しが多くなっています。
要するに事前の構成ができていないということです。

さて録画ができなくなったHDD/DVDレコーダーですが、メーカーに問い合わせたところ、DVDにバックアップを取った上でHDDを初期化するように指示されました。
初期化が必要なほど断片化が必要との判断ですが、それにしては再生だけできる点は変です。
僕は再び、取扱説明書をチェックしてみました。

人気blogランキングへ

続きを読む "HDD レコーダー クラッシュ! PART 2"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月22日 (月)

HDD レコーダー クラッシュ! PART 1

ずいぶん前にHDD/DVDレコーダーに録画を貯めるのを止めたと書きました。
録って貯めても、どうせ見る時間が無くなって、結局何を録画していたのかも忘れてしまうことが多いです。
テープ録画の頃は、そうなってしまえば二度と目的の番組を探すのは不可能でした。
HDD/DVDレコーダーは、インデックス機能が充実しているので、そういう時でも検索できます。

とはいえ僕にとって、見る時間がないのは変わりありません。
もともとそんなにTVを見る方でもなかったのですが、新もの好きなので買ってしまいました。
タイムシフト機能は便利で、最初に体験した時は感動しました。
性懲りもなく買った2代目のHDD/DVDレコーダーが、昨日病気になりました。

録画しようとすると、

人気blogランキングへ

続きを読む "HDD レコーダー クラッシュ! PART 1"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月21日 (日)

カテーテル・アブレーション日記 PART 13 タイムマシンにお願い

    PART 1 から読むにはこちらへ

「そうですね、心筋細胞は生まれてまもなく細胞分裂できなくなります。その後の成長に従って心臓が大きくなっていくのは、心臓の個々の細胞が肥大することにより発育するからです。ですから、手術は慎重に行います。冠動脈は細かく枝分かれしているので目標の血管は超音波検査で特定します。小さな風船を血管内で膨らませてエタノールが余計な血管に流れるのを防ぎます。これにより目的の部分だけを壊死させることができます。」

「なるほど、よく分かりました」
「しかし、これは何度もお話ししているように根本的な治療法ではありません。肥大型心筋症は病因もまだ分かっていません。半数が遺伝子の異常に由来するものであることは分かっています。タンパク質の遺伝子、ミトコンドリアの遺伝子、代謝に関する遺伝子などの異常が発見されていますが、突然変異によることも考えられます」
つまり、

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 13 タイムマシンにお願い"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月20日 (土)

カテーテル・アブレーション日記 PART 12 経皮的中隔心筋焼灼術

  PART 1 から読むにはこちらへ

経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA)と言う治療法は全く知りませんでした。
と言うより、今日ドクターから聞く言葉の一つ一つが初めて聞くものでした。
「それは、どういう方法なのですか?」
僕は質問しながら一つだけ気になることがありました。
この病院は基本的に予約制の診療制度を取っています。
すでに予定の時間をオーバーしているはずですが、芳賀先生は丁寧に説明してくれました。

普段の仕事では、いかにしてお客さんを待たせずに、心地よいサービスを提供するかに心血を注いでいます。
同業他社のお店に行った時も相手の気持ちが分かるので、決してわがままは言わずいいお客であろうとします。
この時も、僕の後ろに待っている多数の順番待ちの人の事を考えないわけではありませんでしたが、体裁を繕ってはいられません。
僕は先生の言葉を待ちました。

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 12 経皮的中隔心筋焼灼術"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月19日 (金)

カテーテル・アブレーション日記 PART 11 初夏の選択

    PART 1 から読むにはこちらへ

自分の身体の事を考えて手術を受けるにしても、今はいかにもまずい。
僕は、そう思いました。
その時期、店の体制を固められるかどうかは、この先の一年間を左右します。
特に今年は、春にリーダークラスの戦力が3人抜け、新しいリーダーを育てるとともに新人の教育を行わなければなりません。

「先生、手術を受けるにしても夏休みの後にしたいのですが、どうでしょうか」
「分かりました。では薬で肥大型心筋症の症状を抑えることを試みて、様子を見ることにしましょう。アレルギーなどは特にないということでよろしいですね」
「はい、お願いします。あともう一つ、お伺いしたいことがあるのですが」
「何でしょう?」
「肥大型心筋症の方は、薬で抑えるしかないのですか?」
「佐野さん、残念ながら現在のところ根本的な治療法は発見されていません」
相変わらず、さらりと重要なことをいう先生だと、僕は思いました。
しかし、

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 11 初夏の選択"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月18日 (木)

カテーテル・アブレーション日記 PART 10 成功率98%

  PART 1 から読むにはこちらへ

カテーテルアブレーションが失敗したらどうするかという質問に、芳賀ドクターは一度言葉を切りました。
「佐野さん、その前に話を少し戻しましょう。今私はカテーテルアブレーションを勧めましたが、薬で抑えて様子を見るという手段もあります。先ほどもお話ししたように、WPW症候群でも一生症状が出ない人もいます。佐野さんの場合もそうかもしれません。しかし今現実に肥大型心筋症によって苦しい状態なのですから、WPWの方だけでも直すことをおすすめしているわけです」
「カテーテルアブレーションを行っても根治できなかった場合はどうなるのですか?」
「今は、発作が出ていないようですから良いのですが、もし症状が出るようなら、ペースメーカーを埋め込みます」
「ペースメーカーですか・・・」

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 10 成功率98%"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年1月17日 (水)

成人式と写真館と、サービス券 PART 8  FIN

  PART 1 から読むにはこちらへ

見本の券はすぐに見つかりました。

裏を返すと、確かに有効期限は記されています。
もう一度、今日回収された券を見ると、何かが微妙に違います。
サービス券は、パソコンでプリントされたものでしたが、紙も結構上等なものを使用し、両面印刷でした。
裏面は、成人式の日以外の営業内容についての宣伝に使われていました。
しかし、その宣伝内容についての項目が一行増えています。
2枚を重ねて透かしてみるとよく分かりました。
宣伝項目が、一項目増えたことにより、一番下の行の有効期限が、枠外に押し出されて印刷されていないのです。
レイアウトを変更した時に、不注意で見逃してしまったのでしょう。
期限が書かれていないと言うことは、無期限ということです。
ますます、やっかいなことになりました。

人気blogランキングへ

続きを読む "成人式と写真館と、サービス券 PART 8  FIN"

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年1月16日 (火)

ただいま、ココログ冬眠中

本日15時から、翌17日15時までココログがメンテナンスに入ります。
その間も閲覧のみはできるようですが、はたして正常に可能なのでしょうか。
今日は休みなので、記事を書こうと思いますが15時までに間に合いそうにありません。記事は登録しておきますので、順調にメンテナンスが終了すれば明日公開されると思います。
 (成人式と写真館と、サービス券 PART 8 完結)
昨年7月11日にも、48時間のメンテナンスで不便を被りました。
あのときは、夏なのに「冬眠中」という内容の記事でしたが、とうとう本当に「冬眠」といえる季節になってしまいました。
その後の度重なるメンテナンスにも、データベース分散化、及び、バージョンアップは未だ成功していません。
12月5日には、53時間という長時間をかけたのにも拘らず失敗し、元のシステムに戻すという醜態を演じています。
発端は、

人気blogランキングへ

続きを読む "ただいま、ココログ冬眠中"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月15日 (月)

成人式と写真館と、サービス券 PART 7

  PART 1 から読むにはこちらへ

「私が戻った時はすでにお客さんは車に乗ろうとするところでした。その場は謝って、改めてサービス券分を返金しました」
「それって、あらかじめお金を持っていったの?」
「私が謝っている間に、大瀬さんがレジの記録を調べて、返金額を封筒に入れて駐車場まで持ってきてくれたんです」
うん、ナイスフォローです。
その状況では、そのお客さんを再び店内に呼び戻すことは不可能でしょう。
その場で、素早く全て対処できるように行動した彼女たちの連携プレーは見事です。
こういうことは、教えて教えられるものではありません。
「これで、よかったですよね・・・」
「いや、ありがとう。さすがは浅田さん、おみごとです」
臨機応変な対応をしてくれた浅田さんに感謝し、僕は考え込みました。

人気blogランキングへ

続きを読む "成人式と写真館と、サービス券 PART 7"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月14日 (日)

成人式と写真館と、サービス券 PART 6

  PART 1 から読むにはこちらへ

その翌日は店長も、副店長の僕も休みでした。
昼、夜ともにアルバイトのリーダーさんがいましたし、早朝からキッチン担当の社員も入っています。
当時、店のワーキングスケジュールは僕が作っていました。
部長からは、なるべく店長と副店長が同時に休むスケジュールは組まないようにと言われていましたが、正月明けですから貯まった休みを消化する必要がありました。

さて、店長不在の時にリーダーさんが対処できない事態が発生すると、僕に電話がかかってきます。
店長は大学の体育会系クラブの出身で、休みの日に電話をすると実に機嫌の悪そうな声で応対します。
僕も決して穏やかな方ではないと思いますが、比較の問題です。
そういう時の電話は、

人気blogランキングへ

続きを読む "成人式と写真館と、サービス券 PART 6"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月13日 (土)

成人式と写真館と、サービス券 PART 5

  PART 1 から読むにはこちらへ

予想外にたくさん出回ったサービス券のおかげで、店は混乱しました。
それは、ディナータイムの立ち上がりにまで影響しました。
サービス券は、18時以降も回収が続きました。
すでに、写真館は閉店するであろう時間帯なのですが・・・
どう考えても、撮影待ちのお客さん以外にサービス券が出回っているのは、間違いありません。
第一に考えたのは、写真館の従業員による不正発行ですが、件の店は家族経営の店です。
それは考えにくいと思いました。

相変わらず店内は、同窓会状態でしたが、それもようやく落ち着き始めた頃、アルバイトの斎木さんが晴れ着姿で、店にやってきました。
彼女はその日、成人式に出席するためバイトは休みでした。
斎木さんは店内に入るなり、僕の方にやってきて財布からあるものを取り出しました。
それは、

人気blogランキングへ

続きを読む "成人式と写真館と、サービス券 PART 5"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月12日 (金)

成人式と写真館と、サービス券 PART 4

  PART 1 から読むにはこちらへ

僕が玄関に行くのを待ちかまえていたように、一人の40代のお客さんが前に出てきました。
「どういうことなんだ、写真撮影までの待ち時間をここで過ごしてくれと言われてきたのに、ちっとも席が空かないじゃないか。ここで待っている間に時間が来てしまうぞ」
隣には晴れ着を着た新成人のお嬢さんと、その母親らしき人が立っていました。
「申し訳ありません。撮影待ちのお客様のために3テーブルを用意させていただいたんですが、すでに埋まってしまっております。他の席も順番待ちのお客様が多く、ご迷惑をおかけします。今しばらくお待ちいただけないでしょうか」
そう言って頭を下げると、少し鬱憤が晴れたらしい40代のお客さんは、さらに僕に聞いてきました。
「3つテーブルを用意してあるって言うが、おかしいぞ。我々の前には2組しか撮影待ちは無いはずだ。いったいどこのテーブルを確保してあったんだ?」
僕は仕方なく、窓際の席を指し示しました。
「あちらの窓際の、奥から3テーブルをお取りしてありました」
お客さんはそちらを見るとすぐに、僕の方を振り返って言いました。
「確かに奥の方と、手前のテーブルは私たちの前に撮影の順番を待っている人だ。しかし、真ん中のテーブルは違うぞ。彼らは写真館にはいなかった。第一、あれは若者ばかりのグループじゃないか。どう見ても撮影待ちの人間には見えない」
確かに、

人気blogランキングへ

続きを読む "成人式と写真館と、サービス券 PART 4"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月11日 (木)

成人式と写真館と、サービス券 PART 3

  PART 1 から読むにはこちらへ

さて、その日も16時頃店は危険な状態でした。
16時という時間から、料理もサンドイッチ等の手間のかかる料理が多く入っていました。
キッチンは夜のプリパレ(下ごしらえ)も同時進行で進めなければならないので、店長がフォローに入りました。
席は満席、ウェイティングが10組以上。
駐車場は若者の車で埋まり、クラクションが響いています。
僕はホールの全員に苦情だけは絶対に出すなと指示し、かねてからこういう時のために教えておいた方法で対処するように命じました。
その対処法については、また別の機会に書こうと思います。

写真館のお客さん用に用意してあった3席は、すでに埋まっていました。
写真館の方も撮影が大変で予定が押しているのだろうと僕は思いました。
次から次へと入客は押し寄せてきます。
ホールもキッチンも危ういところで、持ちこたえていました。
その時でした、

人気blogランキングへ

続きを読む "成人式と写真館と、サービス券 PART 3"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月10日 (水)

成人式と写真館と、サービス券 PART 2

  PART 1 から読むにはこちらへ

成人式の式典が終了する頃、通常のお客さんですでに店内は一杯になっていました。
派手な着物を着て店内で騒ぐ若者は当時もいました。
最も困ることは店内が同窓会状態になって、席を移動するお客さんが増えることです。
久しぶりに会った友人もいることでしょうから、多少のことは大目に見てあげたいのですが、こちらとしては料理をどのテーブルに持って行っていいか、分からなくなってしまします。
能力の高いウェイトレスほど、こういう時はパニックになります。
自分のフロアの料理を、どのテーブルの誰に持って行けば良いのか、彼女たちは覚えています。
テーブルに着いてから、誰がどの料理を食べるのかお客さんに尋ねる必要がありません。
だからこそ、ピーク時にも効率よい動きで対応できるのです。
しかし席を移動されると、

人気blogランキングへ

続きを読む "成人式と写真館と、サービス券 PART 2"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 9日 (火)

成人式と写真館と、サービス券 PART 1

昨日は成人式の話を書きましたが、今日もそれに関係した話題を書きたいと思います。
僕が副店長の頃いた店ですが、近くに写真館がありました。
それほど大きな写真館ではありませんでしたが、撮影用のスタジオを備えていました。
成人式の日には晴れ着を着た新成人が多数撮影に訪れます。
ある年、その写真館から特別な依頼がありました。
それは、撮影待ちのお客さんを店内で待機させて欲しいということでした。
写真館は狭く、待合室のようなものを設置するスペースは無いので、効率よく撮影して売り上げを上げるために、そのような依頼をしてきたわけです。
写真館の方で、ドリンクとケーキ類を注文できる券を配布するので、それを持ってきたお客さんには代金をいただかないで欲しいということでした。
代金は、後ほど写真館の方で支払うということでした。
しかし、

人気blogランキングへ

続きを読む "成人式と写真館と、サービス券 PART 1"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 8日 (月)

タオルと成人式と、副店長

今日は多くの市町村で成人式が行われたようです。
成人式は、晴れ着を着て来店される方が多いので、料理の提供には細心の注意を払わなければなりません。
間違っても、ソースを飛び散らせたり、ドリンクをこぼしたりすることは避けなければなりません。
成人式は一生に一度しかないので、もし着物を汚すようなことがあれば取り返しがつかないのです。
クリーニングして済むという問題ではありません。
そこで万一に備えて、着物の方にはタオルを提供することにしています。
これはバックヤードで使っているものと同じですが、新品を用意しなければなりません。年末に、20枚ほど発注しておくように指示を出していたのですが、副店長が忘れていました。
ミスの少ない彼には、珍しいことです。
年末にSVから、必ず発注しておくように言われていたのですが・・・

人気blogランキングへ

続きを読む "タオルと成人式と、副店長"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年1月 7日 (日)

カテーテル・アブレーション日記 番外編

    PART 1 から読むにはこちら

「カテーテル・アブレーション日記」についてお断りしなければならないことがあります。
基本的にこのブログは事実に基づいて書いていますが、諸般の事情により個人名や施設名、会社名等については明記を避けています。
今後も病院名やドクター名が出てきますが、全て仮名もしくは架空の名称です。
今後の話では、当初の診断とは違う病気が判明する流れになっていきます。
これは、仕方がなかったこととして自分自身納得していますし、治療の方針に異議を唱えるものではありません。

また、

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 番外編"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 6日 (土)

カテーテル・アブレーション日記 PART 09 副伝導路

  PART 1 から読むにはこちらへ

カテーテルアブレーションについて詳しい話が聞きたいという僕の願いを芳賀先生は聞き入れてくれました。
「WPW症候群は、異常な伝導路によって頻拍が引き起こされるわけです。正常な経路と異常な経路が二つ存在することが問題なのです。ですから、この異常な方の伝導路を物理的にカットしてしまえば、症状は出なくなります」
先生は心臓を透視した写真を僕に示しました。
その写真には、心臓の組織以外に針金ようなものが3本写っていました。
「この写真に写っているのが、カテーテルです。直径2ミリほどのケーブルのようなものです。先端は自由に動かせるようになっています。これを両太ももの付け根と首の3カ所から血管に挿入します。そして、先端を血管の中を通って心臓の内部へと進めます」
先生は時間経過にそって写真を変えながら説明をしてくれました。
カテーテルが身体の内部を心臓へと進んでいく様子がよく分かりました。

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 09 副伝導路"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 5日 (金)

カテーテル・アブレーション日記 PART 08 頻脈発作 

  PART 1 から読むにはこちらへ

僕は自分のもう一つの病気がWPW症候群であることを宣告されたわけですが、これについてもまったく知識はありませんでした。
「先生、WPW症候群というのはどういう病気なのでしょうか」
僕の質問を聞いて芳賀先生はデスクの隅に置いてあった心臓の模型を手に取りました。

「心臓の筋肉は洞結節と呼ばれる場所から発生する電気刺激の命令で動きます。
この電気刺激が”刺激伝導系”を介して心房、右心室および左心室に伝導して心臓が規則正しく動いているのです。しかし佐野さん、あなたの場合少し違います。刺激伝導系に異常があり、その結果不整脈が生じています」
先生は、説明を続けました。

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 08 頻脈発作 "

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年1月 4日 (木)

カテーテル・アブレーション日記 PART 07 宣告、WPW症候群

  PART 1 から読むにはこちらへ

エコー検査が終わった僕は、再び診察のため待合室に行きました。
30分ほどで順番が回ってきて、僕は心臓の専門のドクターに初めて会いました。
「初めまして、芳賀と申します。まず、心臓の音を聞かせてもらいましょうか」
そう言って芳賀ドクターは、僕の胸に聴診器をあてました。
聴診が終わると、芳賀先生はレントゲン写真、エコー検査と、ホルター型心電図の解析結果を見ながら、僕に質問しました。
「佐野さん、今日の調子はどうですか?」
「特に悪くもありません。すぐに脈が速くなるのは、いつものことですから」
「ホルター型心電図を付けている間に、特に苦しくなったことも無かったわけですね」
「はい、そうです」
「ご家族に心臓病を患った方はいますか?」
「父が拡張型心筋症に20年ほど前になりました。今は薬で落ち着いていますが・・・」
芳賀先生は、僕の答えを聞くと、

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 07 宣告、WPW症候群"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月 3日 (水)

カテーテル・アブレーション日記 PART 06 心エコー検査

  PART 1 から読むにはこちらへ

次の検査は、エコー検査でしたが、10時の予約だったので少し時間がありました。
僕は自販機でアイスティーを買って、暇をつぶしました。
時間になって検査室にはいると、カーテンで仕切られた10ぐらいのスペースが並んでいて、その一つ一つで、検査が行われるようでした。
検査室に入ると、ベッドに左側を下にして横になるように指示されました。
検査に使われる装置は一見、ラックに入ったデスクトップパソコンのような形をしていました。

違うのは、キーボードの位置がトラックボールや、多数のスイッチ類が並んだ制御盤になっていることでした。
「臨床検査技師の、村田です。この検査は痛みなどはまったくありませんので、安心してください。ただプローブ(探触子)という器具を胸に当てるのですが、多少強く押しつけるような感じになることがあるかもしれませんので、ご了承ください」
そう言って、村田さんは僕の胸にゼリーのようなものを、

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 06 心エコー検査"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月 2日 (火)

新年のごあいさつ

昨日の記事は昨年の最後の休みに書いたものだったので、この記事が今年最初の記事ということになります。
ちょっと設定をミスってしまい、新年のご挨拶より先に他の記事が出てしまいました。
仕事の都合で、毎日入力はできないので休みの日に書きためておくのですが、失敗しました。
あらためて、

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

基本的に僕は占い等は信じていないのですが、年末に見たテレビの番組ではいい年にならないようなことを言っていました。
しかし今年は去年と違って、良い年になると信じてがんばっていきます。
更新もがんばります。

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 1日 (月)

カテーテル・アブレーション日記 PART 05 レントゲン撮影

  PART 1 から読むにはこちらへ

看護師の斉藤さんは、僕に小さなメモ帳のようなものを手渡しました。
「佐野さん。これからの24時間で特に心臓に異常があったら、このメモ帳に時間とどんな状態だったか記録してください。データ分析の参考にしますので」
中を開くと、中身は表になっていました。
そして、その時にモニターの横にあるボタンを押してください。
モニターを見てみると、上部に小さなボタンがありました。
モニター自体は、すでに全体がホルダーの中に入れらているのですが、ボタンの部分だけはカットされていました。
肩から下げた状態でもボタンが押せるようになっていたわけです。
「メモ帳の方は、余裕がなければ書けなくてもかまいませんが、ボタンだけは押していただけるようにお願いします」

僕は斉藤さんからメモ帳を受け取り、会計にいって支払いを済ませました。
病院を出た時は、午後1時を回っていました。
簡単に薬をもらって済むような話ではないのは分かっていたつもりでしたが、現実となるとショックは大きかったです。

人気blogランキングへ

続きを読む "カテーテル・アブレーション日記 PART 05 レントゲン撮影"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »