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2006年6月 4日 (日)

店長のお気に入り?

今日は、ファミレスのアルバイトさんの時給について説明してみたいと思います。

「ファミレス店長の敗者復活戦」でも時給について少し書いたのですが、事情は各チェーンによって様々だと思います。
しかし基本的には、全員が同額の基本給と能力給の二つから成り立っていると思います。
うちの会社ではこれを、採用給と評価給と呼んでいます。
採用給は18才未満(高校生)と、18才以上(主婦、学生、フリーター)の二つに分かれています。
採用給は、店ごとに地域の相場を考慮して決められます。
ですから、同じチェーンの近隣店舗で時給が違うこともあります。
評価給は、個人の能力に応じて決められます。
裁量するのは店長です。
毎月月末までに、変更届を本部に提出します。
一応SV(地区長)のハンコも必要ですが、形式的なもので、却下されることはほとんどありません。
ただ、その店の人権比率が予算を大幅に上回っている場合などはストップがかかる場合もあります。
しかし、その保留は店全体に対するものであり、個人の評価にSVが口を出すことはありません。(例外はありますが。)
では、早く時給を上げてもらうにはどうしたらよいのか?
それは、

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1 一生懸命がんばって、仕事のレベルを上げる努力をする。
2 土日、GW、正月に働いて、店に貢献する。
3 店長の「お気に入り」になる。

1番・・・
正解です。最も正攻法で間違いのない王道です。

2番・・・
これも、正解でしょう。
店長が最も頭を悩ませるのは、スケジュール作成です。
多くの入客が見込めるGWや正月も、迎える人員体勢に不足があれば、目標の売り上げを達成することはできません。
食材はコンピュータの画面に数字を入力するだけで納品されますが、人員はそうはいきません。
良い人材をそろえること、これが店長の仕事の全てだと言っても過言ではありません。
ただ、2番だけではだめです。
2番には、1番の努力を惜しまないことが前提です。
向上心もなく、ただ休みだから働いて稼ごうというのでは、かえって迷惑です。

3番・・・
これも正解です。
ただ、1番や2番のような行為によって「お気に入り」になることが
条件です。
店長も人間ですから個人的な好き嫌いはあります。
しかし個人的な感情で、時給の上げ下げを行うと大変なことになります。
そういうことには、従業員の皆さんは敏感です。
皆それぞれの事情で働きに来ているわけですから、時給は切実な問題です。

店長は、それぞれの従業員の能力と貢献度に応じて時給を上げていきます。(下げることも可能ですが、実際にはほとんど不可能)
当然、後から入った人の方が先にアップすることもあります。
とは言うものの、能力によって決めるのは同学年の高校生の場合などは難しいですね。
そういうことを避けたいために、同じ時期に入った従業員は同時に時給をアップさせることにしている店長もいます。
僕に言わせると、責任を放棄しているだけだと思いますが、中にはそういう店長もいるのです。
一見、公平に見えるため、問題が起きないように思えます。
しかし、これは新人の時給を先に上げることによって起こる問題より深刻な事態を引き起こす場合があります。
確かに能力の低い方からは、不満は出ません。
ですが能力の高い方、向上心のある方に不信感が生まれるのです。
自分の努力が正当に評価されていないと感じた者は、静かに店を去っていきます。
そう言う時は店にとって、重要な人、残ってほしい人から去っていきます。
後に残された人員は・・・
そんなことにならないように、店長は公平な目で従業員を評価していかないとならないのです。

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