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2006年6月14日 (水)

キッチン ダイエット法

暑いですね、少々ばて気味です。
冷たい生ビールをぐいっと呑んでいるお客さんを見ていると、うらやましいです。
しかし、ホールの人間はいいほうです。
この時期すでにキッチンの中は35度を超えています。
そんな中で働いてくれている皆さん、お疲れ様です。
この時期のキッチンは本当に体力を消耗します。
僕も新入社員の頃、3ヶ月で体重が6キロぐらい落ち、65キロから、59キロになりました。(身長は172センチです)
キッチン内の温度は、構造によって差があります。
設計の古い店は、空気の抜けが悪くて、より過酷です。
僕の最初の店は、その古いタイプでした。
その頃あまりの暑さに、たまりかねて僕は温度を測ってみたことがあります。
キッチンには、冷蔵庫や食材、調理器具などの温度を測るデジタル温度計があります。
センサーをキッチン内で振り回してみました。
測定された温度は、

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信じられないことに43度を示していました。
「佐野さん、何度でした?」
いっしょにキッチンに入っていた大学生のアルバイトが訊いてきました。
「43度だよ、数字を見ただけで倒れそうだよ」
大学生もうなずきながら、水を取ってきますと言ってホールのほうに歩いていきました。
ちょうどその時はオーダーも途切れていたのです。
大学生のアルバイトは氷の入った水を2つ持ってきました。
休憩時間ではありませんが、水の補給は必要です。
「だけど、汗をいっぱいかいた後に補給するのがただの水だからなぁ・・・ これでなおさら疲れるんだよな。本当はスポーツドリンクなんかで、ミネラル分を補給しないといけないんだけど」
ピーク時はひたすらオーダーをあげ続け、ピークが去ると冷たい水で水分補給。
そしてまたピークへ突入・・・
この繰り返しです。
食欲がでるはずもなく、自然にやせていきました。
もちろんキッチンにも空調はあります。
キッチン内には、天井から数本のダクトが伸びています。
直径が15センチぐらいのホースのような形状です。
蛇腹になっているので、自由に方向を変えることができて、長さも多少変えられます。
その形から僕たちは、〝象の鼻〟と呼んでいました。
しかし、空調の能力はキッチン全体を冷やす程の能力はありません。
〝象の鼻〟の真下にいれば涼しいのですが、もちろんその場にじっとしているわけにはいきません。
また、調理中の料理に冷気を吹きかけるわけにはいかないので、向きの調整にも制約があります。
僕と同期の社員は研修で会うたびに、みなスマートになっていきました。
当時、やせたい人はキッチンに入ればいい。
〝キッチンダイエット法〟だなんて言って慰め合っていました。
この記事を読んでやせるためにキッチンでバイトしようと思った人。
残念ながら、今はそれほど効果がありません。
そんなに暑いならキッチンで働くのはやめようと思った人。
それほど、心配はありません。
何故かというと、キッチンの構造が昔より良くなり、新しい店は熱のこもりにくい設計になっています。
また、最近は熱源をガスから、電気に替えている店が増えていますが、これも効率がいいのでキッチン内への熱の放出が少なくなっています。
まだまだキッチンが暑くて、楽な仕事ではないのは確かですが、それでも〝キッチンダイエット〟などと言われていた頃に比べれば環境が改善されています。
高校生、大学生の男子諸君、ファミレスのキッチンで働きましょう!

ところで現在の僕の体重は、ベスト体重の65キロはとっくに通り過ぎ70キロを超えてしまいました。
暑くてもいいから、あの頃に戻りたい・・・

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