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2006年5月 7日 (日)

時差ぼけ知らずの、強者たち

今日は、「ファミレス店長の敗者復活戦」はお休みして、このブログについての話を書きたいと思います。

まず、「ファミレス店長の敗者復活戦」に出てくる長沢店長は、僕ではありません。
仲間の店長が実際に経験したことをもとに書いています。
個人の特定を避けるために、名前は仮名にして一部事実関係に変更を加えています。
全てが事実ですと言いたいところですが、世の中には「大人の事情」というものがあるので、そうもいきません。
僕の名前は、これも仮名ですが「佐野」ということでこのブログは書き込んでいきたいと思います。
僕の店は〝Sヶ丘店〟ということにします。
長沢店長と、僕が在席する外食チェーンですが、もちろんこれも明示するわけにはいかないので、某ファミレスチェーンということにしてください。
本当は具体的な名前や、地名などを書くことができれば、面白い話もあるのですが仕方ないです。
「ファミレス店長の敗者復活戦」は、あまり明るい内容とは言えないのですが、ファミレスの世界には、もっと楽しいことや面白いこともあると思いますので、末永く見守って頂けると嬉しいです。
かく言う僕がなぜ、ファミレスに就職したかというと、

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僕は、いわゆる新卒入社ではありません。
それまで勤めていた会社に見切りをつけて、今のチェーンに入社しました。
なぜ外食産業に就職しようと思ったのか、今となってはよく分からなくなってしまいました。
当時僕は営業職でしたので、昼食はどこかのファミレスでとることがほとんどでした。
その時見た、店長の姿がかっこよく見えたからではないかと思います。
実際中に入ってみると、お客としてみるスマートな姿と、その裏に潜んだ過酷な世界のギャップに驚きました。
お客として見ていたのは、かわいいウェイトレスの笑顔と、満席のピークタイムをあざやかな采配で乗り切るジャケット姿の店長の姿でした。
しかし、新入社員には灼熱地獄のキッチンが待っています。
夏の昼間ともなれば、実測で40度を超えることも珍しくありません。
それになんと言っても、辛いのはそのスケジュールです。
基本的に12時間拘束で、深夜勤務が普通です。
それで体調をくずす人も少なくありませんが、シフトが深夜勤務に固定されていればまだ楽です。
僕の新入社員の頃のスケジュールを例にしてみましょう。

月曜 18時~06時
火曜  休日
水曜 06時~18時
木曜 06時~18時
金曜  休日
土曜 06時~18時
日曜 06時~18時

月曜に、火曜の朝6時まで働き、自宅に帰って寝ます。
夕方には目を覚ますのですが、翌日のスケジュールが朝6時からなので、夜にはまた寝ておかないと体が持ちません。
一週間のうちに、完全に昼と夜が逆転することに順応できないと勤まりません。
さらに、もう一つ地獄のパターンがありました。
木曜のスケジュールが、人員の都合で18時~06時になることがあるのです。
こうなると、一週間のうちに昼の世界と夜の世界を2往復することになります。
2日ある休みもほとんど、何もできません。
さすがに、この鬼のようなスケジュールは、数ヶ月に一回しか副店長も組むことはなかったですが・・・(その店は、副店長がスケジュールを作成していた)
僕は、朝が弱く一分でも長く寝ていたいタイプなのですが、この夜と昼が逆転するスケジュールには比較的耐えられる方でした。
だから、僕は断言できます。
どんな国に海外旅行で行っても時差ぼけにならないと・・・
この業界には、時間を気にせずに遊ぶことのできる人が多いです。
夜中の十二時まで働いて、そのままスキーに行き、帰りの車の中で少し仮眠を取っただけで、その夜から再び働くなんていうことも珍しくはなかったです。
店に拘束される時間が長い分、何とかして遊ぶ時間を作り出そうとがんばっている人が、たくさんいました。

あっ、これからこの業界に入ってこようとしている人に言っておきます。
今は、大手のチェーンでそんな過酷なスケジュールを作っているところは無いと思いますので、安心してください。
僕としては、そんなマイナス点を考慮しても働きがいのある場所だと思います。
楽しい話を書こうと思ったのに、変な方向に行ってしまいましたが、最後に宣伝を!

皆さん、ファミレスはいいですよー いっしょに働きましょう!

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